2024/06/20
フィルイン以外のドラムも好きになってもらえるように
こんにちは!
清川のリズムの教室の清川将之と申します。
最近改めてふと思ったんですが、ドラム初心者の生徒さんから、
「ドラムの目立つところ(フィルイン)がやりたいです!」
と皆さん判で押したように要望されることに、疑問を持つようになりました。
今までは、ドラマーとして目立ちたいからやりたい、という事だと思っていたんですが、
ここまで判で押したように皆さん言われるという事は、
何かもっと本能的な理由があるのでは?
と思うようになりました。
ちなみに僕は、少数派だと思うんですが、フィルインやドラムソロに初めからあまり興味がありません。
出来るだけ音は削ぎ落として、シンプルなドラムによって音楽全体が良くなる事が気持ち良いと思うタイプです。
専門学校の時に、先生に対して、(ドラムの手数が多い曲に対して)あんなに叩く必要がないと思う、と話をした記憶があります。
その逆に、シンプルなリズムパターンでも気持ちよく叩けるタイプだと思います。
これはまだ仮説の一つなんですが、
シンプルなドツタツドドタツのような、いわゆる8ビートのリズムパターンを、曲によってニュアンスを変えて叩くことに喜びを感じているからではないか?
と考えています。
譜面では表せない変化を、曲によってもAメロ・Bメロなど場面によっても変化させています。
ドラムを初めたての生徒さんに、口でドツタツドツタツなどのドラムのフレーズを言ってくださいとお願いすると、
タツタツタツタツ(バスドラムとスネアの区別がない)
や
タツドツタツドツ(バスドラムとスネアが入れ替わる)
現象が起こります。
なのでバスドラム・スネアが、極端に言うと同じに聞こえていて、強弱もなく地味なので、
明らかに別な音がするタムやクラッシュシンバルを叩いて分かりやすい変化をつけたい
という事なのかなと考えています。
この現象を解消するためには、
手足を早く動かせるようになってフィルインを叩けるようになる事
を皆さん目指されると思いますし、間違いではないと思いますが、僕は
☆耳を鍛えて、バスドラムやスネアを聴き分けられるようになること
ではないかと考えています。
という事で、やんわりと耳で聴き分けられるようになりましょう、とレッスンではお伝えしています。
でも、派手なことがやりたいですよね〜。
フィルインにもチャレンジしつつ、耳も鍛えていきましょう!
読んでいただきありがとうございます!
清川のリズムの教室では、生徒さんを大募集中です!
お近くのスタジオやご自宅でもレッスンさせて頂いております。
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2024/06/12
教室名を変え、ロゴを変え、看板を作りました!
こんにちは!
清川のリズムの教室の清川将之です。
まずは、タイトル通りですが、教室名を
清川のリズムの教室
に変更しました。
恐縮ですが、
日本の皆さんのリズム感を良くしたい!
という目的に合う名称に変更しました。
このホームページ上に何度も出てきますが、デザイナーの友達に依頼し、
ロゴも一新しました。
看板も、母校泉北高校の向かい側のビルに、今日完成します。
大阪の堺のローカルな話になりますが、泉北一号線を通る車やバイク、泉北高速鉄道の車内から見える場所にあるので、泉北一号線や泉北高速鉄道を利用される方はチェックして、あの看板の先生は知っていると言ってください。
繰り返しになりますが、
日本の皆さんのリズム感を良くしたい
とドラムレッスンを通じて痛感しました。
・リズムは誰かに合わせるものではなく、自分から出すもの
・自分の身体を使う時は、手ではなく足、下半身からリズムを出すこと
・音楽からは低音をよく聴いて、ボーカルなどの上物は耳に入る程度で捉えること
・譜面や叩いてみた動画などを見て目で捉えるのではなく、リズムは耳で捉えるもの
これらの、リズムの超基本的なことを理解されている方がほとんどいない事に、15年ほどドラムレッスンをして気づきました。
リズムの超基本を、様々な方に伝えられる教室を目指します。
読んでいただきありがとうございます!
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よろしければ電話、公式LINE、メールなどでのご連絡お待ちしております!
2024/05/04
ドラム(リズム)は耳で聴いて捉えるもの
こんにちは!
ドラム講師の清川将之と申します。
僕のレッスンでは常々、
ドラム(リズム)は耳で聴いて捉えるもの
です、とお伝えしています。
ドラム(リズム)は耳で聴いて捉えるもの
ということが、僕がレッスンを通して一番伝えたい事です。
その為に一生をかけてやる価値があるなと、レッスンを重ねるごとに痛感します。
何故なら
ドラム(リズム)を目で捉えようとする方が多い
からです。
僕の今までの経験では、どうやっても、目ではドラムやリズムは捉えられません。
譜面や、今だと叩いてみた動画などでは、後で説明する身体の動きは把握できるので、意味が無いわけではないですが、リズムを感じるために僕の必要だと思う二つの能力は鍛えられません。
では、僕がドラムやリズムに必要だと思う3つの能力をお伝えします。
僕がドラムを叩く時にやっていることには、細かく分けて三つあることが分かりました。
まずは、
①耳で音楽を聞き取る
特にベースです。
音源であればドラムも聞いて、ざっくりとフレーズを把握します。
②ドラムのフレーズを口で言えるようになる
これはドッツタッツみたいな感じで、自然と口に出ます。
頭の中で譜面にして把握する時もあります。
③ドラムセットで手足を使って叩く
ようやくドラムセットで叩きます。
これを大抵、体験レッスンの時に、生徒さんを驚かす(ドラムが叩ける先生だと思って貰う)為に、生徒さんの好きな曲をその場で初めて聞いて、この手順をとても短くやってドラムを叩いています。
お店で流れてくるBGMなどを聴きながら、ドラムセットはないですが、①と②は常にやっています。
譜面や、叩いてみた動画などの目で捉える情報
や
ドラムを叩く事もドラムの練習も、当然のように③だと思われている方がほとんどだと思います。
手足が思い通りに速く動かせるようになれば、ドラムが叩けるようになると。
僕は、そんなに手足が速くは動きません。
が、ある程度ドラムは叩くことができていると思います。
①耳で音楽を聞き取る
と
②ドラムのフレーズを口で言えるようになる
これが瞬時に出来ることが、ドラムが叩ける一番の理由だと思っています。
耳で音楽を聞き取るなんて言われても困るというそこのアナタには、
譜面や叩いてみた動画を、ご自身で①と②をやって、ドラムフレーズはこんな感じなのではとあたりをつけてから、正解を確認するような感じで、譜面や叩いてみた動画を確認するのがおすすめです。
頭の片隅に置いておいていただきたいのは、
譜面や叩いてみた動画
も正解では無い事です。
特に僕の叩いてみた動画はてきとうに叩いてますので。
でもそれでも音楽になるんです。
バンドのドラマーもライヴごとにドラムのフレーズが違うと思います。
ドラムやリズムの本質がそこにあります。
読んでいただきありがとうございます!
清川将之ドラムスクールでは、生徒さんを大募集しております。
堺近郊で直接レッスンやオンラインレッスンもさせていただきます。
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2024/04/12
演奏力の最大の差は集中力
こんにちは!
ドラム講師の清川将之です。
演奏力の最大の差は集中力です。
間違いありません。
演奏力というか魅力というか、魔力と例えている話も当てはまると思います。
前提として、現代の音楽は、演奏力が全てではありません。
ミュージシャンのビジュアルや演出もすごく重要ですし、生い立ちなどの物語を知ってファンになる方もいますし、MCなどの合間のトークで人気になるミュージシャンもいます。
ただ、僕はドラムレッスンをしていて音楽の演奏に特化して考えると、最も必要な能力は
☆集中力
です。
基本的に僕は生徒さんに、
・譜面を見ないこと
を推奨してきました。
今までは
音楽は目で見るものではなく耳で聞くもの
ドラムは4分音符(手拍子)が伝われば良い
だから、譜面は見なくて良いですよ、とお伝えしていました。
この2つの理由もあるんですが、最大の理由が
音楽に集中するため
であることがはっきりしました。
古いミュージシャンの例えになりますが、
ジミ・ヘンドリックスのギターが泣いているという、ギターと一体になっている姿は集中している何よりの証拠です。
キース・ジャレットが美しいピアノを弾きながら唸り声を出すのも、極限状態の集中をしているからではないかと思います。
僕も集中力にまつわる体験を、高校一年生で初めてプロのライヴを見た時に体験しました。
ギターウルフ
というバンドで、まだ楽器を始める前のど素人の高校生の僕が見ても、明らかに演奏は下手でした。
ただ、ステージから感じるオーラは別格でした。
お客さんもステージに登れるぐらいの距離感で、さらにギタリストがスカスカの客席にダイブして、誰もいない床に落ちてはまたステージに戻るという狂気のパフォーマンスだったんですが、お客さんは誰もステージには上がりませんでした。
ギターもベースもドラムも単調で、歌詞もほぼ同じフレーズを連呼するのですが、ステージにはメンバーの3人しか入れないオーラを、僕は強く感じたのを覚えています。
それは思い返すと
集中力
だったんじゃないかと。
楽器の演奏も子供の方が取得が早いと言いますが、それも集中力の差ではないかと考えています。
逆にいうと、集中力が削がれるもので溢れている現代で
ドラムレッスンを通じて集中力を取り戻せるのではないか
とも考えています。
集中力はもっと深く掘っていきたいテーマです。
ドラムを叩くことで集中力は養えると思います。
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2024/03/14
ドツタツドツタツがめちゃくちゃ大事!
おはようございます!
ドラム講師の清川将之です。
今日は改めて、
☆ドラムのフレーズを口に出すこと
の大切さをお伝えします。
一年ぐらいレッスンされていて、ある程度ドラムが叩けるようになってきた生徒さんから、少し前から
・BPM150以上の曲の右手の8分を叩けるようになりたい
という悩みに応えようと、
・スティックを手放す感覚
・人差し指支点ではなく中指支点
など色々試していました。
そうこうする中で、ゆっくりな曲もたまにはやってみましょうという事で「マリーゴールド」を叩いてもらった時に、違和感がありました。
確かにフレーズは叩けているが、セリフの棒読みのような音になっているな、と。
今回の生徒さんが、電子ドラムがご自宅にあり、レッスンもご自宅に僕がお邪魔して行っていて、今まで一度もスタジオの生ドラムを叩いていないことも関係あるかもしれませんが、
・セリフの棒読みのようなドラムの音
にはどの生徒さんもなりがちなので、改めてどうしてなのか考え、生徒さんにあることを試してもらいました。
それは、初めにお伝えした、
☆叩いているドラムのフレーズを口に出すこと
です。
これが、予想以上に難しかったんです。
「マリーゴールド」がbpm106ぐらいですが、bpm60でも苦戦されていました。
これは、
★手足は動いているが、心(感情)は動いていない
ということなのかなと。
人体の深い話ですし、不思議なことだなあと今改めて感じました。
良い例えが浮かびませんが、
・セリフの棒読み(授業で教科書をただ読む感じ)
が一番近いです。
文章を目で追って声に出す
だから僕は生徒さんに、ドラム譜を見過ぎないことも伝えています。
メロディーやハーモニーは譜面通りやらないと別の曲になってしまいますが、リズム(ドラム)はセリフの棒読みじゃないことの方が重要だと考えているからです。
僕がドラムレッスンを通じて一番お伝えしたいことは
☆セリフの棒読みドラマーをいなくすること
かもしれません。
この課題を解説できるように精進していきます。
清川将之ドラムスクールでは、生徒さんを募集しております。
主に
平日の19:00~
土・日・祝日に出張レッスンを行なっております。
ドラムが上手くなりたい方、リズム感が良くなりたい方はご連絡ください!
一緒にドラムを楽しみましょう!
体験レッスンは無料です(スタジオ代のみ別途いただきます)。
読んでいただきありがとうございました!